クリエイティブな活動を支援します。Supporting Creative Activities.

研究室の特徴

 安彦研究室では、「ドローンを用いた害鳥対策に関する調査研究」や「Leap Motionと3Dプリンタを用いた学習支援教材の開発」などICT(Information and Communication Technology)を中心とした多くの研究している。また学生の就職する地域や、思い入れのある地域に存在する問題に対して、ICTの知見を活用して問題解決に向けたアプローチを行っている。

 そして、それを越前市地域貢献活動支援補助金事業審査やビジネスプランコンテストなどで客観的評価してもらい、社会的に有用なプランを自分たちで作っている。その問題解決に向けた多くの取り組みが、社会に必要とされる問題解決力の向上や、SDGs(持続的な開発目標)である、4.質の高い教育をみんなに、11.住み続けられるまちづくりを、12.つくる責任使う責任などにつながっている。

研究室の指導方針

 研究室での活動は基本的にチームで行う。一連の活動に対して最大限のパフォーマンスを発揮するには、以下の能力が必要となり、それらを身に付け向上させることができる。

  • 主体性―自ら行動し課題に対して積極的に解決に取り組む姿勢。
  • コミュニケーション能力―チーム活動で円滑に物事を進行させる能力、あらゆる組織で必須なスキル。
  • 問題解決能力―今ある課題に対してあらゆる手段を考え、解決に近づける能力。

様々な活動を通して、これらの能力を身に付け社会で活躍できる人材を目指す。

活動

研究

「情報リテラシー」「コンピュータービジョン」「IOT」「獣害」「Webマイニング」「画像処理」・・・

 情報学を中心とした研究を多く行っており、情報化社会の発展に伴う諸問題を解決するためにセンシング技術やWeb技術を駆使した有用なシステムの開発を目指す。

地域貢献活動

 安彦研究室は福井県仁愛大学に属しており、越前市を中心に地域社会に向けた活動を行っている。

ビジネスプランコンテスト

 安彦研究室では研究室内でチームを組み、新サービスの提案、社会問題に対するビジネス的アプローチ、世の中をより良くするアイデアなど、学生自らで企画・実験・開発等を行い、1つのビジネスプランを作り上げる。そして完成したビジネスプランを全国各地で開催されているコンテストに応募し、客観的な評価をしてもらうことでプランの有用性を確認・ブラッシュアップを行う。

指導教員

安彦智史 准教授 専門分野「情報学、コンピュータービジョン」

技術より技術を活かす力が社会を動かす!

 研究室では学生自らが考え、地域の課題を解決する様々なプランを「福井発!ビジネスプランコンテスト」に応募しています。獣害対策の実践に取り組み、見事一般の部でグランプリを獲得した学生のプランを紹介してみましょう。

 近年、獣害が深刻な越前市では、地域によっては例年13万本出荷される越前水仙の出荷がゼロになることも。この課題を解決すべく導入したのが、北海道の太田精機が開発した、音声や光で獣を威嚇する狼型ロボット「スーパーモンスターウルフ」です。まず、約1㎞とされるウルフの効果範囲をネットワークカメラで1年間にわたり観察してみたところ、実際は150m程度と判明。そこで効果範囲を広げるために、LPWA(Low Power Wide Area)という、省電力で長距離通信が可能な無線技術を使うことにしました。獣を感知して音が出るセンサーと、長距離省電力のネットワーク技術を組み合わせ、センサーで田畑を囲むこともできるし、獣を山林へ誘導もできる仕組みです。審査員の大手企業の方々からの評価も高く、販売へ向けて準備が進められています。

 今やどんな会社にも情報技術は不可欠。必要な人や技術をどう社会に活かしていくか、課題解決力が求められます。